2月 ドス・ディアス・カミーノの報告

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           ドスディアスカミーノinいわむら

 2月17日(土)、18日(日)の二日間にわたって恵那市岩村を周遊するコースを歩いてきました。

  1日目はJR恵那駅から明知鉄道に乗り換えて飯羽間駅で下車して歩き始めました。

昼食に茅の宿「とみだ」に立ち寄ったあと、「農村景観日本一展望所」へ。途中から雪が降りはじめましたが展望は楽しむことができました。その後、下田歌子の歌碑に立ち寄り、日陰に少し残る雪を踏みしめながら東海自然歩道をたどって岩村の町へ。そこからは再び明知鉄道で恵那駅に戻り、恵那駅からこの日のゴールのアルベルゲ「OKUNO」まで30分の歩き。合計12kmほどの歩行距離でした。

アルベルゲOKUNOではスペイン料理のアヒージョや窯焼きのピザ・パンなどの美味しい料理に舌鼓を打ちながらカミーノ談義と恒例のオカリナ奏者Mihokoさんの演奏。最後に一部の参加者で恒例となった「カミーノ双六」も楽しみました。

 

 2日目は歩きチームと岩村散策チームに別れました。歩きチームはアルベルゲからJR恵那駅まで歩いて行き、バスで三郷町野井まで移動。途中からやはり東海自然歩道と合流して夕立山の裾をたどるようにして山林を抜け、すばらしい農村景観の中を点在する高札場などの史跡を見ながら、ふたたび岩村へ。

岩村町は今回のイベント実施の動機ともなった酒蔵開きで大賑わい。昼食後、散策チームと合流しとりあえず現地解散。酒蔵で銘酒「女城主」を味わう人、町並みを散策する人などめいめいで風情のある岩村の町を楽しみました。この日も約12kmの道程となりました。

  ドスディアスカミーノの名称としては初めての実施となった今回のイベント。まだまだ風は冷たく初日には雪も舞う天候でしたが、2日目は快晴に恵まれ、両日とも日本の農村の原風景の中を歩く、まさに日本のカミーノとも言えるようなコースでした。

今回も遠方から参加していただいた方も数人みえましたが、満足していただいたのではないかと思っています。参加者のみなさん、ありがとうございました。                                                                    文責・兵頭裕彦

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