2019 春のドスディアスカミーノの報告

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深萱立場

1日目(4月13日)は中山道歩き。(約15km)

 快晴のJR武並駅に集合した参加者15名は、

深萱立場から中山道に入り、江戸方面に向かい

ます。各所で満開の桜が出迎える中、芭蕉など

の句碑群のある神明神社、紅坂のぼたん岩、紅

坂一里塚、みだれ坂、首なし地蔵、祝峠の姫御

殿跡、槇ヶ根追分、槇ヶ根一里塚、(伝)西行塚、

西行硯水公園等々、数々の旧跡に立ち寄り、い

にしえびとの織り成したドラマに思いを馳せな

がら、大井宿に到着。元有力な商家で今は「中

山道ひし家資料館」となっている「ひし家」に

立ち寄って美味しいお抹茶を頂きました。

その後恵那駅の脇を通り、いつもの「アルベル

ゲ奥野」に投宿。かんぽの宿で疲れを癒やした

あとは、初参加の4人を交え、夜が更けるのも

忘れてカミーノ談義に花を咲かせました。

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2日目(4月14日)は東谷山(198m)へのハイキング。(約10km)

 JR恵那駅から快速列車で(春日井市の)高蔵寺駅

に到着すると、2日目だけ参加の3名も合流して、

東谷山(とうごくさん)に向けて出発。庄内川に架か

る東谷橋(とうごくばし)を渡ると名古屋市守山区で、

間もなく登山口である「東谷山フルーツパーク」に

到着。そこから標高差約150mの急な階段の道を登

り、古墳から出土した埴輪などが所々に並んだ登山

道を進んで名古屋市の最高地点となる東谷山山頂へ。

山頂展望台からは、西~南に広がる濃尾平野、南東

には尾張三河の境界になる猿投山の手前に、瀬戸

市市街の展望が広がります。本来であればよく見え

るはずの伊吹山鈴鹿山脈の山々が雲に隠れていた

のは少々残念でした。愛知用水が流れる南麓まで下

山したあとはフルーツパーク内で、満開のしだれ桜

やリンゴの花を愛でながらランチタイム。 気をもん

でいた天気もなんとか持ちこたえてくれました。

その後は、再び庄内川を渡り、JR高蔵寺駅まで歩

いて、解散しました。