秋のイベント、予定通り10月14日(土)、15日(日)の2日間に
わたって実施しました。
1日目は恵那のアルベルゲOKUNOで、今年カミーノを歩い
た5名の方に報告をしてもらいました。
アラゴンルートから北の道へ移った方の報告、ルピュイから
分割で歩かれている方の続報(ブルゴスまで来ました)、一
度目は病でリタイヤされ、二度目で無事完歩された方など、
それぞれの巡礼のそれぞれの体験や思いでが語られ、行かれ
た方もこれから行こうという方も、ワクワクのひとときを過
ごせました。
その日の夜はアルベルゲOKUNOの石窯で焼いたピザやチキ
ン、奥野ご夫妻の手料理に舌鼓を打ちながらカミーノ談義に花
を咲かせました。そして恒例になったオカリナ奏者Mihokoさん
の素敵な調べにうっとりし、最後はスタッフがサンティアゴで
買ってきた「カミーノ双六」も登場し、童心に返って夜が更け
るのを忘れました。
2日目は恵那から藪原まで列車移動し、そこから奈良井宿へ抜
ける約6kmの鳥居峠越えにチャレンジ。ところどころ色づいたト
チノキなどの広葉樹の森に分け入ると江戸の昔にタイムスリップ
・・・。いにしえの旅人の気分で峠を下るとそこにはまさに江戸
時代の面影そのままの商店や町家が残る奈良井宿が待ち受けてい
ました。
あいにくの雨模様ではありましたが、小雨に煙る山あいの景色
も間違いなく風情を醸し出す役割を果たしていました。滑りやす
い峠道を少し心配していましたが、転ぶ人もなく無事下りること
ができ、たいへん有意義な2日間とすることができました。
遠方からの方はじめ参加者のみなさん、ご参加いただきたいへ
んありがとうございました。